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8月号 アンケート感想

 

 

micro【大判焼き

たっつー【スイーツ脳

サコ【無題(仮)】

オカメ中華【おかめ中華のうにょらな日常

 

ゲスト枠

阿部【はさみちゃんは比較的カニっぽい。】

おのた【世界を滅ぼす妖精と

ナタでココ【うなぎなう

 

1、【漫画家シボー³】8月号の中で、

  特に面白かった作品(~3作品)

2、もっとがんばってほしい作品

3、作品の感想(匿名で感想発表ページ作ります)

4、【漫画家シボー³】への質問・要望

 

アンケート結果で次回の掲載順が決まります

    1位 図書カード500円分

2位 3ポイント

3位 2ポイント

※ポイントについてはこちらをごらんください。

 

アンケート締め切りは9/30まで。

ナタでココのツイッターDMからでも

受け付けております。

 

 

Gさん

 

1.一位 スイーツ脳 

  二位 世界を滅ぼす妖精と 

  三位 はさみちゃんは比較的カニっぽい。

 

2.うなぎなう

 

3. スイーツ たっつーさんの描く女の子は、独特な感じがして好きです。

        あと乾いた感じの雰囲気が。

 

   世界を おのたさんはコメディっぽい感じで説明してたのもあるけど、八ページにあれだけ凝縮できるのがすごいと思いました。

 

  はさみちゃん 安定感はあるけど、もうちょっと飛躍というか、突飛さがほしいと思いました。

  

  うなぎなう ちょっとコマ割りが独特というか、どっちから読んでいいかわからない箇所があったのが気になりました。

        でも少女マンガだと普通なのかな?とも思いました。

        まりえちゃんの心の動きがもっと丁寧?に描いてあるといいような気がしました。

        不思議ちゃんの内面描写は難しいかもしれませんが。

 

  大判焼き 前より題材もシンプルでコマ割りも見やすくて良くなってたと思います。

        無題(仮) ちょっとありがちな感じでした。

  

  うにょらな ギャグとかリアクションが古い感じがします。

 

4.お疲れ様です。誰かががんばってるとこっちもやる気をもらえる気がします。

 

 

Oさん

 

〈面白かった作品〉 「はさみちゃん(略」「世界を滅ぼす妖精と」

 

阿部さんの「はさみちゃん」はユルくセンスのいい笑いが心地良い作品でした。

キャラクターも活きいきしていて、魅力的。

8月の他作品と比べても、上手さという意味では頭一つ抜けていた感じです。

ただ、笑いの質も強さも平均的で一律な印象はあります。

完成度やバランスが崩れるのは承知で、えげつないほどくだらない1本や、

ひたすら泣ける1本とかがイレギュラーで混ざっていたら完璧だったかなぁと。

 

おのたさんの「世界を滅ぼす妖精と」はストーリー漫画の出だし8ページということで、

評価外にしようかとも考えましたが、さすが、8ページですでにキャラは立っており展開も面白い。

良かった作品に選ばざるをえませんでした。是非続きが読みたいです。

 

〈もっとがんばってほしい作品〉 サコ「無題」 非常にもったいない作品だと思います。

描き方一つで傑作にもなりえた。チャンレンジ精神は大いに買います。

ただこのネタは誰もが一度は考えるネタで、それゆえに描き方が難しいタイプのもの。

表現力という部分でまだまだ足りておらず、また作家さん自体そこから逃げた印象があるのが残念でした。

 

〈その他の作品の感想〉 他の作品もそれぞれ良い部分が多くありました。

前回よりは格段に上がった印象です。

 

ナタでココさん「うなぎなう」 これはもう安定の面白さがあった。

たんなる料理紹介で留まらず友情もからめた展開が非常に良かったですね。

「面白かった作品」に入れてよかったのですが、ただページ数が他作品より断然多いので欄外の評価にさせて頂きます。

でも、まりえちゃんファンなので描き続けてほしいシリーズです♪

 

オカメ中華さん「おかめ中華の...(略」 この作品、実はどのネタも非常に面白いのです。

とくに「乳牛」は笑いました。日常のあるあるネタでゆるい笑いを作るのは難しいので高く評価します。

ただ、フォーマットとして4コマでいくのか2コマなのか数ページで行くのか、ネタによってバラバラ。

キャラの描き方もそれぞれ微妙に違ってたりするので読者は少し混乱します。

描く上での最適なフォーマットが見つかったらグンと完成度が上がると思いました。

 

たっつーさん「スイーツ脳」 これは評価に悩みました。個人的には好きなんです。

こういうシュールさをもった作品って。深い作品なのか、深そうに見えるだけの作品なのか...というとやはり後者でしょうね。

でも絵のタッチは非常に面白いし雰囲気もある。

個人的な提案としてはページを増やして、バイオレンスをバブル展開。

最後は女子高生VS巨大怪獣か宇宙円盤と闘ってラストのスイーツ落ちに繋がったら、

青年誌で賞も狙えると思いますので是非リメイクお願いします(本気で)

 

microさん「大判焼き」 とてもスピーディーで一気に読める作品。

前回より数段クオリティーが上がった印象。ちゃんと背景が描かれているので状況もわかりやすい。

絵の上手さ、構図の良さは毎度ながら◎です。

正直絵の技術だけで言えば「面白かった作品」に入ってしかるべき作品。

ただ不思議と読者としては微妙な温度差を感じます。

キャラが立っていないからか最後まで作品のテンションについていけずに終わる感じがいなめない。

なんでそこまでして大判焼きを取り合うのか...という根本的疑問も足を引っ張る原因かも。

とはいえ限りなく「面白かった作品」に近い作品として評価します。

 

※最後に 色々と勝手な感想書きました。ご容赦ください。

 

 

 

 

 

 Kさん

 

1.特に面白かった作品 阿部さん

 

2.もっと頑張って欲しい作品 たっつーさん、サコさん、オカメ中華さん

 

3.感想

  microさん

 緩急があってテンポもよく気持ち良く読めました。 前作では読みにくいという意見が多かったせいか、

構図やコマ割りの工夫をこらして読みやすさが大幅に改善されていて、とても感心しました。

ただこれは大判焼きを取り合っている動きを描写しているだけで、感情の変化があまりにも単調で少なく、

お話として読むのは厳しかったです。

もしアクションの描写だけで攻めるなら、たかが大判焼きなのにそこまでするかと思わせる様なもっと無茶な展開にするなり、

絵や演出でもっと凝るなりしなければ難しいのではないでしょうか。

とはいえドラマがないと興味を持続して読むことが出来ないので、

どんなに短いページでも感情と出来事を2本軸にして話を作るという基本は外さない方がいいと思います。

何となくパラパラ読める無味乾燥な漫画よりドラマチックな漫画を作って欲しいです。

描ける人だと思うので。 漫画勘のある人だと改めて思ったので、

前作の様な凝ったドラマを今作の丁寧で分かりやすい作りで是非読んでみたいです。

 

 阿部さん 毎回ほんわかかわいくて、時にブラックで笑える作品の安定感は凄いです。

いつも面白い作品をありがとうございます。 4コマ漫画ってこんなに面白くなるんだと毎回感心させられます。

単発ネタで終わらず、物語もどんどん進行していくので少ないページなのに読後感の満足度がとても高いです。

うまい設定の転がし方、計算された話の積み上げ方、軽妙なやりとり、

毎回特撮風タイトルまでつけてくれる親切設計など、技術の高さは疑いの余地がないと思います。

顔は全く変わってないはずなのに切ないカニ父さんの表情や、「絶対白ごはんと合う」のセリフなどは笑ってしまいました。

”特撮”という異物と日常の馴染ませ方、そのちぐはぐ感のおもしろみを描きだすのがとても上手だと思います。

阿部さんの4コマ漫画は”阿部節”が随所にあって、ある種完成されていると思うのですが、

当人はツイッターで面白くないと悩みまくってるのがまた面白いです(ご本人はいたって真面目だと思いますが)

勿論完ぺきな作品などなく、阿部さんの中で何か理想があるのかもしれませんが、そんなに悩むなら、

手当たり次第出版社に送ってとっとと担当編集を付けて利用すればいいのに…と思わずにはいられません。

 

  おのたさん 丁寧なコマ運び、分かりやすい構図で読みやすく好感が持て、誠実に漫画を描かれている感じがしました。

ですがストーリーを進める演出があまりにも直接的で、

全てをセリフで説明しまっているので漫画というよりプロットを読まされているような気持ちになりました。

「私は妖精」「僕は勇者」「我は守護者」これは流石に良くないと思います。

全員が自分で紹介するのは少年漫画といえどあまりにも不自然で、

全体がこのような調子なので幼児に向けて描かれたモノのような印象を持ちました。

キャラの描写が本人の自己紹介セリフ以外にほとんどないのでリアリティに欠け、世界が狭く感じます。

自分で自分の事を口で説明するというのは一番説得力の出ない方法なので

キャラ描写は本人の行動とその周りの人の反応で固めた方がいいと思います。

妖精のリアリティや特別感を出すなら、人々が妖精の噂をしていたり、伝承として書物に残っていたり、

妖精のせいで大騒ぎになった様子を少し描くなど方法は色々あると思います。

物語の方向はまだ分かりませんが、

仮にゆるいコメディ作品だとしても”世界を滅ぼす妖精”と”勇者”というファンタジー設定を生かしたお話ならば、

設定のリアリティを詰める作業はもっとあってしかるべきだと思います。人物の表情や反応が画一的で演技が上手くないのもリアリティが不足している一因ではないでしょうか。

とても丁寧に描かれているので読むのには支障はないのですが、兎にも角にも、

もう少しさりげない自然な演技や演出があればなあと感じました。

ヘルヘルちゃんはとても可愛いらしく、どんな力を持っているのかも気になるところなので続きが楽しみです。

 

  ナタデココさん 明るく元気で勢いがあって、お話のボリュームも申し分ないのですが、バタバタして少し雑な印象を受けてしまいました。 変形ゴマやコマからはみ出すフキダシや絵が多いので、全体を通してどうしても読みづらかったです。

気になったのは喧嘩の部分で、まりえちゃんとは味玉を取られたくらいで絶交するような、

友情よりも何よりも食欲を優先してしまうキャラなのでしょうか。

幸子ちゃんの性格分かりやすかったです、しかしまりえちゃんは感情表現は豊かですが食欲が前面に出ている反面、

食欲以外の部分でどういうキャラなのか汲み取りづらく、 少し人間味に欠けるようにも思いました。

喧嘩はお互いの価値観のぶつかり合いなので、どんなキャラなのか描写する絶交の機会であり、

ドラマが生まれる瞬間だと思うので、 喧嘩と仲直りのロジックはもう少し詰めて丁寧に描いて欲しかったです

(ページをさくという意味ではなく) 食がメインの漫画だとは思いますが、

短いドラマ描写にキレがあってこそ食部分も引き立つのではないでしょうか。

ナテデココさんは読み手を楽しませようというサービス精神が素晴らしく強く、そこがとても魅力的な人だと思います。

ただそれが少し空回りしている部分があるので、

サービス精神を読みやすさの方へ少し向けてあげれば格段に良くなるのではないでしょうか。

 

 

Kさん

 

1. 阿部さん『はさみちゃんは比較的カニっぽい。』

 microさん『大判焼き』

 

2. たっつーさん『スイーツ脳』

  サコさん『【無題(仮)』

 ナタでココさん『うなぎなう』

 オカメ中華『おかめ中華のうにょらな日常』

  おのたさん『世界を滅ぼす妖精と1話冒頭8ページ』

 

 全体のもっと頑張って欲しい方へのコメントです。

ページ数が8ページと決まっているのでなかなか難しいお題なのだと思いますが、

展開が先走り過ぎて読者を置いて行きがち、カメラワークが単純・正面顔が多い、見せ方で1コマに収まるコマが分散している、

テーマから話が脱線している。そこがとても気になりました。

今回の阿部さんとmicroさんの作品はページ数に沿っている面、

身近で親近感を得られる面や4コマで表現する点が上手く考えてあると思いました。

アクションであろうと笑いであろうと、日常から大げさに展開をこなせるお二方には今回凄く力を感じました。

次回も頑張ってください!

 

 

 

Rさん

 

 1、特に面白かった作品

    ・たっつー【スイーツ脳】 ・阿部【はさみちゃんは比較的カニっぽい。】

 

2、もっとがんばってほしい作品

    ・サコ【無題(仮)】

 

3、作品の感想

    ・micro【大判焼き】 コマ割り、アクション、表情に惹かれました。

    作者さんが8pでは描けなかった、キャラクターやストーリー もっと長いページ数で読んでみたいな 素直にそう感じました。

 

    ・たっつー【スイーツ脳】 好きです。

     読み始め「どういう世界観なの?」と一瞬思うも、それを無視させてくれるテンポの良さ。

     文字と画が同時に頭に入ってくる心地よさに惹かれました。

    それだけに、それだけに…文字の薄さが残念で仕方ないです!

     特にオチの「スイーツに 弱い」が、よりによって一番薄い!

     あそこがパッと目に入ってれば10倍笑えたのですが…!!!!

 

    ・サコ【無題(仮)】 「受精」「擬人化」の課題作品を読んでるようで… 惹かれる部分は無かったです。

 

    ・オカメ中華【おかめ中華のうにょらな日常】 感想ないです。

    日記漫画でしたので、作者さんを知らないと以上、自分では理解できてないかな…と すみません。

 

    ・阿部【はさみちゃんは比較的カニっぽい。】 何百本もある4コマの、選り抜き8pじゃないのか?

    そう思えるくらい、この世界観とキャラクター達が馴らされている「調教っぷり」に惹かれました。

    日常を描いてるようで、ストーリーも進み見飽きない。 蟹の出汁系の2本が特に好きです。

   

以下、不満な部分

    ☆キャラ設定は個性的なのに、キャラ自体の性格は全員無難(無難な親子も魅力的ではあるが)、

   とんでも性格のキャラも何人か見てみたい。

    ☆一本一本は完成度が高いけど、続けて読むとプチイベントの連続で単調に感じる。

   せっかく4コマで描いてるのだから、もっとキャラクターに特化した回や、衝撃展開の回も入れて欲しい。

 

   ・おのた【世界を滅ぼす妖精と】 企画参加分8pだけではなく、続きも読ませてもらいました。

    完全に個人的な好き嫌いなのですが、ファンタジーでわざとらしく設定を話しちゃう漫画がどうも苦手で…

    モロそのタイプのキャラが1コマ目に出てきたので、1コマ目見た瞬間「あ、嫌いな漫画だ…」って思ってしまいました。

    全体を通して、ほんとしっかり作られてるな!!と強烈に感じました。 ただ特別に惹かれた部分も無かったです。

 

   ・ナタでココ【うなぎなう】 特別に惹かれた部分は無かったです。

    詰め込みすぎでは無いのに、渋滞してる読後感でした。 「まりえちゃんという食欲旺盛キャラクター」

   「良い意味で説教臭いテーマ」「グルメ漫画としてのウマソォー感」「友達と仲直りするストーリー」

 どれも「売り」になる可能性は感じたのですが、作者さん自身が、どれが「自分の売り」なのか決めかねてない印象を受けました。

  褒められて嬉しい部分が、結局は自分の売りなんだと思いますよ。

    売りの部分を、前面に出された作品が見たいです。

   まりえちゃんの前話は、他にも色んな要素がありながら「まりえちゃんの食欲旺盛キャラクター」が一歩前に出てて、

  作品として魅力を感じました。

 

 

Rさん

 

1.阿部【はさみちゃんは比較的カニっぽい。】 おのた【世界を滅ぼす妖精と】 サコ【無題(仮)】

2.たっつー【スイーツ脳】

3.サコさん。独特な世界観が今回の作品のなかでよかったです。変に何もわからないところが想像をかきたててよかった。

次回もガンバです!

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